8月も終わりだというのに、まだまだ暑い日が続きます。
こうなると、やはり引き続き熱中症対策が必要になってきますね。
熱中症を軽く考えている方が多く見られますが、もし罹ってしまった場合、本来であれば「絶対安静」にしなければなりません。
免疫力が大幅に失われ、本来の状態に戻るのには安静にしていても3か月かかると言われています。
無理をすると最悪の場合、免疫不全による敗血症などで生命に危険が及びます。
今やっておかないと、秋になって本格的にトレーニングやレースを考えていても身体が悲鳴を上げてしまいます。
普段の生活だってそうです。
さて、その具体策としては何があるでしょう。
まず、水分補給。そうですね、すぐに思いつくことと思います。
当店でも、スクールのお客様には受講前後に水分を摂るよう、お願いしております。
身体の細胞に十分な水分を与えることが重要です。ウォーターローディングとも言いますね。
次には、日焼け対策。これは結構重要です。「スポーツをしている人は日焼けした肌がカッコイイ」なんて
思っているかもしれませんが、それでもアスリートの皆さんはしっかり日焼け止めを塗っています。
そして、肌の露出は可能な限り抑える。日焼けは「やけど」です。治すには身体の免疫力を消費します。軽く考えてはいけません。
日焼けと言えば、目。これもしっかりとサングラスで対策します。目は「露出した臓器」と言われ、
決して強いものではありません。紫外線や風、細菌、熱などにさらされ、過酷な環境に置かれています。
この時期はしっかりした性能のアイウェアで保護して下さい。
そして皆さんが忘れがちな重要項目。それが「睡眠」です。規則正しい生活です(もちろん食事も)。
スポーツトレーナーは、これがきちんとできているという前提でトレーニングのプログラムを組みます。基本中のkです。
充分な睡眠が摂れていない場合、トップアスリートでも簡単に熱中症に罹るのです。
特にこの時期は、自分が思っている以上に身体が疲労しています。
7時間以上の睡眠時間を確保して下さいね。
身体はすぐに変わってくれません。生活改善に取り組んでも効果が出るのは1~2週間かかるでしょう。
それでも、今からでも、未来の自分のために、やる価値はあります。
充分な睡眠を摂ってください。